カテゴリー: ガンダムの歴史ー人物編
ドズル・ザビをわかりやすくージオン公国軍宇宙攻撃軍司令・中将
ドズル・ザビ
ジオン公国
ドズル・ザビは、ジオン公国公王・デギン・ザビの三男で、階級は兄・ギレンに次ぐ中将です。
軍においては宇宙攻撃軍司令で、ギレンやキシリアとは異なり、根っからの軍人気質で、政治にはあまり関与しませんでした。
身長は210㎝あり、顔じゅうに傷跡があるのが特徴です。ジオンの士官学校の学校長も務めています。
部下にはランバ・ラルや黒い三連星、シャア・アズナブルなどがおり、その能力を見抜く力もたけていました。
モビルスーツの開発にも参加していたと言われ、自身もザクなどに搭乗していたとも言われています。
また兄弟の中で唯一妻帯しており、妻はジオン士官学校に通っていたゼナ・ミアで、たいへんな愛妻家として知られています。
ルウム戦役においては、ジオン軍の戦力が連邦軍の3分の1だったにも関わらず、艦隊総司令として勝利に導いています。
部下の黒い三連星はレビル将軍を捕虜にし、シャアは戦艦5隻を沈め、「赤い彗星」と呼ばれる英雄となりました。
この勝利は前の会議において全艦隊で先発隊を叩くと偽装した、ドズルの作戦によるものが大きいです。
ルウム戦役後、宇宙要塞ソロモンを建設、ドズルはここにとどまり、ギレンやキシリアとは距離を置きました。
連邦軍によるソロモン攻略戦においては、ソロモンの司令官として指揮をとりました。
しかし連邦軍の2度によるソーラ・システムによる攻撃により、ソロモンのジオン軍は壊滅状態となりました。
これに対し、ドズルはソロモンの放棄を決定、自らは巨大モビルアーマー・ビグ・ザムで出撃しました。
その破壊力は圧倒的で、連邦軍のソロモン攻略の司令だったティアンム中将の戦艦を撃墜しています。
しかしホワイトベース隊のスレッガー・ロウとアムロ・レイによってビグ・ザムは撃破、ドズルは戦死しました。
なお、このときドズルは先に妻子を脱出させています。
このときの子がミネバ・ザビで、ザビ家直系の唯一の生き残りとして、その後の歴史にも登場してきます。
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ガルマ・ザビをわかりやすくージオン公国軍地球方面軍司令・大佐
2019年5月26日
ガンダムの歴史ー人物編
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w.sanbongi
ガルマ・ザビ
ジオン公国
ガルマ・ザビは、ジオン公国公王・デギン・ザビの四男(末弟)で、階級は大佐です。
父・デギンから溺愛され、兄・ドズルからも期待された人物でした。
他の兄弟と比べると、いわゆるお坊ちゃんとして見られることが多いですが、能力も長けていたと考えられます。
見た目は美男子で、国民からの人気も絶大でした。右手で前髪をいじるクセがあります。
士官学校時代の同期にシャア・アズナブルがおり、友人関係にありました。
なおこの士官学校は首席で卒業しています。ただし次席のシャアがガルマに主席を譲ったとも言われています。
連邦軍の駐屯地を武力制圧し、のちに「暁の蜂起(あかつきのほうき)」と呼ばれた事件では蜂起の首謀者となっています。
ジオンと連邦の戦争が始まると、ジオン公国軍の地球方面軍司令官として地球で活躍します。
ただしあくまで姉・キシリアの支配下にあり、その権限は限定的なものでした。
司令官でしたが、自らもドップやザクに乗り、出撃していたようです。自らの機体をブラウンに塗装していました。
地球においてニューヤーク市長の娘・イセリナと恋仲になりますが、それぞれの両親に反対されていました。
このことがガルマを焦らせ、のちのできごとにつながっていったとも考えられています。
連邦軍の新型艦ホワイトベースを追って地球にきたシャアと共に、ホワイトベースを撃破しようとします。
しかし、アムロ・レイの乗るガンダムや艦長のブライト・ノアの活躍によりこの戦いに連敗します。
最後は自らが乗るガウがホワイトベース、ガンキャノン、ガンタンクからの総攻撃を受け、戦死しました。
いっしょに行動していたシャアはこの責任を取り失脚、ドズルはシャアを死刑にするよう言ったとも言われています。
実際、シャアがザビ家に復讐するため、ガルマに近づき、助言したことが直接の原因と考えられています。
公王・デギンは反対しましたが、兄・ギレンはガルマの死をジオン国民の士気を上げるために、利用しています。
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