大河ドラマ『西郷どん』ー歴史の勉強にチョットだけ役立つドラマ


西郷どん

大河ドラマ『西郷どん』

 

せごどん

2018年放送のNHK大河ドラマです。

主人公は西郷隆盛です。

 

歴史を学ぶ上で最も勉強につながるドラマと言えば、やはり大河ドラマでしょう。

歴史は時代の流れで覚えたほうがいいので、1年かけて放送される大河ドラマはその点でも向いています。

多くは戦国時代か幕末の作品ですが、戦国時代の武将は教科書ではあまり出てきません。

特に中学の教科書では、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康くらいで、わざわざドラマで見なくても知ってるくらいです。

大河ドラマで過去、主人公だった伊達政宗や前田利家ですら、中学ではまず出てきません(高校の教科書では出てきます)。

一方幕末の方が教科書では長く扱われるので、より適しています。

聞いたことのない人物が主人公の場合も、幕末の主要人物はたいてい出てきます。

 

とくに2018年放送の『西郷どん』は、教科書で習う人物、事件も多数登場し、チョットというよりかなり役立つと思います。

なお、大河ドラマはあくまでドラマですので、脚色、つまり史実でないこと、あるいは想定したことも描かれます。

ただ歴史の教科書に載っていること自体をゆがめるような演出がされることはないと思うので、安心して見てほしいです。

 

西郷どん』の主人公は薩摩藩の下級武士・西郷隆盛です。西郷隆盛が主人公の大河ドラマは2作品目です。

1作目は1990年放送の『翔ぶが如く』で、大久保利通と2人が主人公の物語です。

2人は近所の幼馴染で、のちに木戸孝允(桂小五郎)と3人で維新の三傑(いしんのさんけつ)と呼ばれます。

西郷隆盛は、薩摩藩主・島津斉彬に見いだされ、大久保利通とともに薩摩藩の中心として尊王攘夷運動で活躍します。

維新後は朝鮮の鎖国を武力で推し進めようとし、大久保利通・木戸孝允と対立、西南戦争で敗れ、自害しました。

 

維新の三傑以外で中学の教科書に出てくる人物だと、井伊直弼、徳川家茂、徳川慶喜、勝海舟、坂本龍馬、岩倉具視らがいます。

高校の教科書にまで広げると、調所広郷(ずしょひろさと)、島津斉彬、阿部正弘、堀田正睦(ほったまさよし)、徳川家定、

徳川斉昭、松平慶永(春嶽)、橋本左内、島津久光、西郷従道(さいごうつぐみち)らが登場します。

 

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プロフィール

管理者:DN

愛知県豊橋市三本木町の某個別指導塾・塾長です。

愛知県田原市生まれ、豊橋市育ち。

文学部史学科卒のため、歴史ネタが多くなります。

主に小中学生に指導もしています。

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