カテゴリー: 愛知県公立高校入試
2024年(令和6年度)愛知県公立高校入試問題 考察
2024年(令和6年度)愛知県公立高校入試問題 考察
国語
昨年と同じ出題パターンで大問1は論説文、大問2が語彙、大問3が小説、大問4が漢文でした。
論説文の点数の比率が昨年よりも高く、3点問題がありました。
大問4が今年も古文ではなく、漢文でした。
語彙の問題は「収拾」「顕著」「泰然自若」でした。
数学
昨年と同じ出題のされ方で、配点も同じ、大問1が10点 大問2が7点 大問3が5点でした。
大問3のみ具体的な数字を選択する問題であったところも同じです。
昨年は大問1が4択のみで、大問2で4択以上の選択肢がある問題になっていましたが、今年は大問1でも6択の問題(うち2つを選択)がありました。
社会
例年同様、大問1.2が歴史、大問3が日本地理、大問4が世界地理、大問5.6が公民でした。
社会はマークシート形式になる前から記号問題がメインだったので、ほとんど例年通りです。
昨年は公民が大問5のみで配点が7点でしたが、今年は例年通り大問5と6に分かれていました。
昨年は歴史の配点が多く8点でしたが、今年は地理の配点が8点、歴史、公民が7点でした。
日本地理は九州地方、世界地理は広範囲で出題されていました。
公民は大問5が経済メイン、大問6が憲法・法律でした。
理科
例年通り、大問1がジャンル問わずで2問、大問2が生物で4問、大問3が化学で4問、大問4が物理で4問、大問5が地学で4問です。最後に、大問6がジャンル問わずで2問の計20問になります。
理科も以前から記号問題がメインだったので、マークシート形式になってもほとんど同じです。
生物は動物(ヒト)、化学は電気分解、物理は力のつり合い、地学は火山でした。
昨年は生物が植物、化学は質量、物理は運動、地学は天気だったので、違うジャンルの出題となりました。
英語
昨年とほぼ同じような出題方法でした。
英語が問題内容としては記述からマークシートに変わった際、一番変わった教科なので、この形がしばらく基本になるのかもしれません。
「メモ」の穴埋めが昨年は日本語でしたが、今回はすべて英語でした。
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令和4年度(2022年)愛知県公立高校入試問題Bグループ 考察
2022年3月10日
愛知県公立高校入試
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w.sanbongi
令和4年度(2022年)愛知県公立高校入試問題Bグループ 考察
国語
例年と同じ出題パターンで大問4は古文でした。Aグループが漢文、Bグループが古文でした。
古文では公立入試ではめずらしく、歴史的かなづかいを現代かなづかいに直す問題が出題されました。
語彙の問題は漢字の読み書きのみで「さまたげて」「収納」「採光」でした。
数学
今年のAグループ、昨年と同じ出題のされ方で、配点も同じ、大問1が10点 大問2が7点 大問3が5点でした。
社会
例年同様、大問1.2が歴史、大問3が日本地理、大問4が世界地理、大問5.6が公民でした。
歴史の配点が多く8点でした。
過去主流だった図の書きこみ問題は今回もなく、最近の傾向である歴史で短い記述が出題されました。
語句を書く問題は「社会的責任」「環境基本法」でした。語句は公民で問う傾向がずっと続いています。
理科
例年通り、大問1がジャンル問わずで2問、大問2が生物で4問、大問3が化学で4問、大問4が物理で4問、大問5が地学で4問です。
最後に、大問6がジャンル問わずで2問の計20問になります。
生物は植物、化学は気体、物理は力、地学は天体でした。
Aグループ同様記述問題は出題されず、語句の問題は「師管」でした。
英語
出題形式は例年通りです。
Aグループ同様、長文の内容一致を全てえらぶ問題が、2つ選ぶになっていました。
会話文の穴埋めは、「bad」は書き抜き、「share」は原形に直した書き抜きでした。
「than」と「important」は内容から判断するものでした。
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