令和3年度(2021年)愛知県公立高校入試問題Aグループ 考察


令和3年度(2021年)愛知県公立高校入試問題Aグループ 考察

 

国語

昨年と同じ出題パターンで大問4は古文でした。よってBグループは漢文が出題されると思います。

現代文は、小説文が出題されなかったので、Bグループで出題されるかもしれませんが、出ないことも最近は多いです。

一昨年はなく昨年はあった四字熟語が、今回も出題されました。

漢字は読みが「きんこう」、書きが「率いて」、4字熟語が「温厚篤実」でした。

数学

例年と違い大問1が10問・10点分あり、その分大問2が1問つまり1点分減っていましたが、大きな変化はありませんでした。

大問2でグラフを書く問題も、例年通りです。

社会

例年同様、大問1.2が歴史、大問3が日本地理、大問4が世界地理、大問5.6が公民でした。

配点は去年同様地理が8点で一番多い歴史8点分、地理7点分、公民7点分の振り分けではありませんでした。

短い記述問題があり、かつて主流だった図の書きこみ問題は、今回も出題されていません。

ここ数年の傾向ですが語句を答える問題が歴史ではなく、地理・公民で出されています。

語句を書く問題は「赤道」「公衆衛生」「地方分権」でした。

理科

例年通り、大問1がジャンル問わずで2問、大問2が生物で4問、大問3が化学で4問、大問4が物理で4問、大問5が地学で4問です。

最後に、大問6がジャンル問わずで2問の計20問になります。

生物は植物、化学は化学変化、物理は電気、地学は天気でした。

Bグループでは、各ジャンルこれ以外の単元から問われる可能性が高いです(理科のジャンル分けはこちら)。

語句を問う問題、記述問題は、出題されていません。

英語

出題形式は例年と同じです。リスニングも例年同様、すべて選択問題でした。

並べかえに日本語がない状況も変わりありません。例年よりは語数が少ないようにも感じましたが。

大問5の会話文の並べ替えが、文頭の連続した文の並べかえではなく、文章全体へのあてはめでした。

最近は毎回このパターンです。

長文の内容一致をすべて選ぶ問題は、3つ選ぶのが正解でした。

6個からの選択なので、2~3個選ぶ可能性が高いように思います。

 

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プロフィール

管理者:DN

愛知県豊橋市三本木町の某個別指導塾・塾長です。

愛知県田原市生まれ、豊橋市育ち。

文学部史学科卒のため、歴史ネタが多くなります。

主に小中学生に指導もしています。

東三河の方で、教室に興味のある方はこちらのお問い合わせフォームより、お問い合わせください。塾ではない形で指導を希望される方も、一度ご相談ください。あなたから新しい指導の形が見つかるかもしれません。

 

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