徳川光圀とはー中学歴史の教科書 新登場人物3


徳川光圀とはー中学歴史の教科書 新登場人物3

 

教科書では、御三家の一つ水戸藩の藩主で、「大日本史」の作成をした人物として登場します。

 

徳川光圀は水戸黄門として有名です。家康の孫にあたり、光圀の「光」は第3代将軍徳川家光の「光」になります。

 

大日本史」とは、日本の歴史書で、作り始めたのは光圀ですが、最終的な完成は明治時代になります。

このことが時代劇「水戸黄門」を作ることになります。

ただ、実際には光圀は日本の色々なところへは、旅していないと言われています。

名台詞に「先の副将軍・・・」というのがありますが、副将軍という位も実在しません。

ただ黄門とは、中納言の意味なので実際本当に位の高い人物でした。

時代劇「水戸黄門」でも当初は「先の中納言・・・」と言っていたようです。

 

その「大日本史」の編纂から、水戸学という尊王論を唱える学風が生まれ、これが江戸時代後期に尊王攘夷論になります。

幕末で活躍した人物たちもこの考えを学び、明治維新へとつながっていきます。

 

その他のエピソードとして、第5代将軍徳川綱吉の「生類憐みの令」を完全否定した人物でもあります。

日本で初めてラーメンを食べた人物とも言われています。

 

第4代将軍徳川家綱、第5代将軍徳川綱吉の2代に仕え、当初綱吉将軍就任の際は、綱吉を推しています。

しかし、その後、綱吉の後継をめぐっては綱吉と対立、そのさなかで亡くなってしまいました。

 

 

※教科書とは東京書籍の「新しい社会 歴史」になります。

 

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プロフィール

管理者:DN

愛知県豊橋市三本木町の某個別指導塾・塾長です。

愛知県田原市生まれ、豊橋市育ち。

文学部史学科卒のため、歴史ネタが多くなります。

主に小中学生に指導もしています。

東三河の方で、教室に興味のある方はこちらのお問い合わせフォームより、お問い合わせください。塾ではない形で指導を希望される方も、一度ご相談ください。あなたから新しい指導の形が見つかるかもしれません。

 

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