平成31年度(2019年)愛知県公立高校入試問題Aグループ 考察


平成31年度(2019年)愛知県公立高校入試問題Aグループ 考察

 

国語

昨年と同じ出題パターンで大問4は古文でした。よってBグループは漢文の可能性が高いですが、AB両方古文のときもあります。

現代文のジャンルは、22点満点になってから小説文が出題されていないという状況が続いたままです。

要約問題は60字~70字、古文はすべて記号問題でした。4字熟語、慣用句などは出題されていません。

数学

昨年と全く同じ出題のされ方で、配点も同じ、大問1が9点 大問2が8点 大問3が5点でした。

社会

例年同様、大問1.2が歴史、大問3が日本地理、大問4が世界地理、大問5.6が公民でした。

配点も一番多い歴史8点分、地理7点分、公民7点分の振り分けでした。

昨年同様10~15字の短い記述がありました。かつて主流だった図の書きこみ問題が、昨年から出題されていません。

語句を書く問題は「関東ローム」「環境アセスメント」でした。

歴史で語句を答える問題がなく、地理で語句を問われたことは近年なかった傾向です。

理科

例年通り、大問1がジャンル問わずで2問、大問2が生物で4問、大問3が化学で4問、大問4が物理で4問、大問5が地学で4問です。

最後に、大問6がジャンル問わずで2問の計20問になります。

生物は植物・遺伝、化学は分解、物理は電流と磁界、地学は天体でした。

Bグループでは、各ジャンルこれ以外の単元から問われる可能性が高いです(理科のジャンル分けはこちら)。

英語

出題形式は昨年と同じです。リスニングは昨年同様、すべて選択問題でした。

並べかえに日本語がない状況も変わりありません。最初の記述問題が今までとは少し違った問題でした。

大問5の会話文の並べ替えが、文頭の連続した文の並べかえではなく、昨年同様文章全体へのあてはめでした。

昨年からできた長文の内容一致をすべて選ぶ問題は、2つ選ぶのが正解でした。

6個からの選択なので、2~3個選ぶ可能性が高いように思います。

 

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プロフィール

管理者:DN

愛知県豊橋市三本木町の某個別指導塾・塾長です。

愛知県田原市生まれ、豊橋市育ち。

文学部史学科卒のため、歴史ネタが多くなります。

主に小中学生に指導もしています。

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