源氏物語(平安時代)ー歴史で中学生が知っておきたい作品


源氏物語

源氏物語

 

げんじものがたり

平安時代

紫式部

 

国風文化を代表する文学作品で、紫式部という中流貴族の娘が書いたものと教科書で、紹介されています。

 

源氏物語』は、全54帖(じょう、折り本を数える単位)で、約70年にわたる出来事が約100万字を使って書かれています。

前半の主人公は光源氏(ひかるげんじ)、後半の主人公は薫大将(かおるたいしょう)です。

実話ではありませんが、藤原氏全盛期の貴族社会を描写し、当時のさまざまな恋愛模様と人生が描かれています。

 

光源氏は、天皇と身分の低い女性との間に生まれた子です。

よって光源氏には、天皇になる資格はありませんでした。

母親も早くに亡くなって、その屈折した感情を持ちながら、さまざまな女性と恋愛をしていきます。

そして紆余曲折(うよきょくせつ)があって自分の子供が天皇になり、その上皇として権力を握る物語です。

しかし、新しい奥さんを若い男に取られてしまい、自分がしてきたことの愚かさを知り、出家して亡くなります。

 

後半の主人公、薫は光源氏の奥さんが産んだ子で光源氏の子とされていますが、本当の子ではありません。

薫ともう一人の主要登場人物で光源氏の孫である匂宮(におうみや)と、宇治(うじ)の三姉妹の恋愛模様が描かれています。

宇治が舞台になっているので「宇治十帖(うじじゅうじょう)」と言われます。

「宇治十帖」に関しては、紫式部が書いていないとも考えられています。

 

源氏物語は様々な影響を与え、教科書にも載っていますが後に「源氏物語絵巻」として絵画にもなっています。

多くの人が現代語訳しており、「みだれ髪」の与謝野晶子や「細雪(ささめゆき)」の谷崎潤一郎も訳しています。

日本文学の代表として、英語、フランス語、ドイツ語など20言語以上で翻訳(ほんやく)されています。

マンガや映画にもいろいろな視点から、数多く作品化されています。

 

 

歴史で中学生が知っておきたい作品一覧

 

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プロフィール

管理者:DN

愛知県豊橋市三本木町の某個別指導塾・塾長です。

愛知県田原市生まれ、豊橋市育ち。

文学部史学科卒のため、歴史ネタが多くなります。

主に小中学生に指導もしています。

東三河の方で、教室に興味のある方はこちらのお問い合わせフォームより、お問い合わせください。塾ではない形で指導を希望される方も、一度ご相談ください。あなたから新しい指導の形が見つかるかもしれません。

 

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