殷、周とはー歴史で中学生が知っておきたい中国史
殷、周
いん
しゅう
日本:縄文時代
殷は、中国最古の王朝として、教科書には優れた青銅器や、漢字のもとになった甲骨文字が作られたとあります。
殷以前にも夏王朝というのがあったという意見もありますが、これはまだ伝説のままです。
ちなみに殷も19世紀に遺跡(殷墟・いんきょ)が発見されるまで、伝説の王朝と言われていました。
なお発見された甲骨文字(こうこつもじ)には、殷ではなく商(しょう)と書いてあります。
殷は周が呼んだ王朝名で、殷の都の名でもあります。
殷王朝をつくったのは、契(せつ)という人物ですが、これは伝説上の人物と言われています。
他にも日本同様中国にも、それ以前に堯(ぎょう)・舜(しゅん)・禹(う)など、古代の伝説上の帝王たちは存在します。
占いによって農事・軍事・祭儀・王位継承などが行われました。これを神権政治や神聖政治と言います。
多くの都市国家が集まってできていた国だったと、考えられています。
周は、教科書では殷を滅ぼした国と記述があるくらいで、太字でもありません。
殷の紂王(ちゅうおう)を周の初代の王である武王(ぶおう)が倒して、成立しました。
第2代成王(せいおう)、第3代康王(こうおう)のときが安定期で、その後衰退していきます。
周のころには、神権政治から、ピラミッド型の統治組織(封建制度)によって支配されるようになりました。
周は順番に西周、東周とあり、首都の位置が違います。
また、東周の時にはもはや西周のときのような力は持っておらず、いくつかある国の一つにすぎませんでした。
よって東周時代と、その後の春秋戦国時代は時期が重なっています。
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消防士に中学生がなるには
2017年9月10日
4年制大学を目指す職業, 専門学校を目指す職業, 高校卒業後就職を目指す職業, 職業
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w.sanbongi
消防士に中学生がなるには
火事の際、火を消したり、
人命救助する仕事です。
消防士になるには、採用試験に合格する必要があります。女性もいますが、現状、ほとんどが男性です。
消防士と似たような名前の職業に、消防団員、消防官があります。
消防団員は、それ自体を職業としているわけではなく、普段は別の仕事をして火事が起きたときに出動します。
消防官は、消防士と同じ意味として使われますが、消防士が公式な言葉になります。
消防士というと、消防車に乗って火事の火を消しに行くイメージがあります。
しかし、救急車に乗って、病院などに病人、けが人を運ぶ場合の方が圧倒的に多いようです。
他にも小学校での防災訓練の指導や、そもそも火事が起きないように指導する仕事もあります。
消防士には、どの学歴でもなれるようです。
高校卒か、大学卒かで受ける試験が異なりますが、仕事内容は基本的には同じです。
ただし、多くの一般の会社もそうですが、大学卒で入ったほうが、管理職につける可能性は高いようです。初任給も違います。
明確に消防士になりたいことが決まっているなら、消防士の専門学校もあります。よって高校は普通科を選びます。
職業上、当然ですが、身体能力が高くないといけないので、運動部へ入ります。身体能力だけでなく、体力も必要です。
大学で習ったことが直接活かせるような職業ではないので、学科は好きなことが学べるところを選んでいいかと思います。
ただ実際消防士になるには、かなり高い倍率なようなので、試験のために予備校に通う人も多いようです。
採用試験に合格後は、半年間、消防学校に行って必要な知識や、道具の使い方を学びます。
それ以降、仕事の幅を広げるために、さまざまな資格を取ることができます。
救急車には「救急救命士」の資格を持った人が必要になります。他にも「消火設備士」や「防火管理者」などの資格もあります。
レスキュー隊で活躍する人もいます。なるには、入隊試験があるようです。
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