カテゴリー: お笑いの歴史
爆笑問題とはー狭間の世代のレジェンド
爆笑問題
田中裕二
太田光
狭間の世代(3.5世代)
爆笑問題は、田中裕二と太田光のコンビです。お笑い第三世代と第四世代の狭間の世代の代表格です。
漫才や司会を行い、ボケが太田、ツッコミが田中です。爆問(バクモン)と省略されることもあります。
大学で知り合い、中退後結成されました。事務所は太田光の妻・太田光代が社長を務めるタイタンです。
ウッチャンナンチャンとは、渡辺正行のラ・ママでいっしょに活躍し、当初はお笑い第三世代とともに活躍しました。
しかし、独立後、一時期仕事がなくなります。そして『ボキャブラ天国』で、再度人気を得ました。
このため、くりぃむしちゅーやネプチューンらとともにボキャブラ世代とも言われます。
その後は多くの冠番組を持つようになり、MCにも起用されています。
漫才は時事ネタをよく取り扱い、過激な発言も多いですが、一方で、NHKにもよく出演し、教養的な番組も担当しています。
「爆チュー問題」というネズミのキャラクターでも活躍、CDも出しています。
現在でも、『サンデージャポン』や『探検バクモン』などのレギュラー番組を抱えています。
田中裕二は、1人で情報番組も務めています。声優や俳優の仕事もしています。
太田光は、エッセイなども書いており、社会的、政治的な発言をしている作品もあります。映画監督も務めています。
タモリ、ビートたけし、明石家さんまのお笑いBIG3に強いあこがれを抱いており、そのような発言もたびたびしています。
とくに太田光は、ビートたけしの影響を強く受けているといわれます。
当初は同時期に活躍したダウンタウンやウンナンの悪口も、ネタにしていました。
しかし、ウンナンとはその後も共演し、のちにウンナンの人の良さを絶賛していました。
一方、ダウンタウンとは、このことが原因で不仲説があり、一時期テレビに出られなくなった原因ともされていました。
よって、『笑っていいとも!』の最終回での爆笑問題とダウンタウンの共演は、大きなニュースになりました。
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さまぁ~ずとはー元バカルディ・改名後再ブレイク
2018年6月17日
お笑いの歴史
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w.sanbongi
さまぁ~ず
三村マサカズ
大竹一樹
狭間の世代(3.5世代)
さまぁ~ずは、三村マサカズ、大竹一樹のコンビです。コントを主としたコンビですが、ボケとツッコミが存在します。
コントは大竹のシュールなボケに、三村がツッコむスタイルが基本です。
個々で活躍するコンビが多い現在においても、コンビでの出演が多いコンビでもあります。
高校の同級生で結成、ホリプロに所属し、バカルディというコンビ名で活動、若手お笑いの中心コンビでした。
当時同様に人気を得ていたホンジャマカとともに、「第二のダウンタウン・ウッチャンナンチャン」とも言われました。
しかし、バカルディ・ホンジャマカの番組『大石恵三』はわずか半年で終了し、その後は活躍の場を失いました。
『新ウンナンの気分は上々』の番組の企画でウンナンの内村光良に、コンビ名をさまぁ~ずに改名させられました。
また、ナイナイの岡村隆史が三村を「関東一のツッコミ」と評価したことから、再注目され、活動の場を増やしました。
『Qさま!!』『モヤモヤさまぁ~ず』『さまぁ~ず×さまぁ~ず』は、10年以上続く人気番組です。
2014年には、NHKを含むすべてのテレビ局でレギュラー番組を持ち、話題になりました。
2人とも下ネタやセクハラネタが多いですが、好きな芸人ランキングには、常に上位に入っています。
コントに対する思い入れが強く、定期的に単独コントライブも行っています。
お笑い第三世代の代表格とんねるず・ダウンタウン・ウンナンとは再ブレイクした後も、すべてと共演しています。
この3組を意識した発言をたびたびしており、彼らのようにお笑い年表に載るような活躍はまだしていないと述べています。
中でも名付け親でもあるウンナンの内村との関係は深く、『内村プロデュース』『内村さまぁ~ず』で15年以上共演しています。
あまり広まっていませんが、お笑いBIG3に対して雨上がり決死隊・くりーむしちゅーとともに、ミドル3とも言っています。
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