鉱山資源(石油・石炭・鉄鉱石…)とはー中学地理


鉱山資源

鉱山資源

 

地理の問題でよく、鉱山資源を問う問題がありますが、

そもそもどんな資源かをここでは解説していきます。

 

 

石油   液状炭化水素、窒素、酸素、硫黄で構成された油です。

     石油を燃やすことで、その燃焼がエネルギー源となり、熱源となります。

     また、科学的手法で合成され、プラスチック製品やゴム製品、合成繊維として使われます。

     地層が険しい山脈になった地域で、よく採れます。埋蔵量の約3分の2が、ペルシア湾岸などの西アジアにあります。

石炭   植物が地層の中で炭化したものです。

     主に黒色で、発電やセメント生産に使われます。日本はほとんどを輸入に頼っています。

     テニスのラケットには、石炭を原料とした炭素繊維が用いられています。

     なだらかな山脈の地域で、よく採れます。

鉄鉱石  鉄の原料となる天然の鉱石。鉄の酸化物や硫化物が主です。鉄分含有量や化合状態により価値が異なってきます。

     平野や高原で、よく採れます。

ボーキサイト アルミニウムの鉱石です。つまりアルミ缶などは、ボーキサイトによってつくられています。

       鉄と比べて非常に軽いのが特徴です。

ウラン  原子炉用燃料で放射線を出します。核爆弾の原料としても使われます。日本ではほとんど採れません。

マンガン 重要な合金を作るのに使用します。鉄より硬いですが、もろいのが特徴です。

     マンガン乾電池でも知られています。アルカリ乾電池より力は弱いですが、長持ちします。

クロム  メッキ。光沢があり、硬度が堅いのが特徴です。合金材料として用いられます。有害金属なので注意が必要です。

すず   合金材料。ほとんどはスズ石として産出します。このスズ石を焼いたりすることで、すずになります。

     かつては湿気防止のためにチョコレートの包み紙に用いられましたが、今はアルミが主流です。

     現在もっとも使われるのは、ブリキとしてです。缶詰(かんづめ)やおもちゃに使われます。

 

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プロフィール

管理者:DN

愛知県豊橋市三本木町の某個別指導塾・塾長です。

愛知県田原市生まれ、豊橋市育ち。

文学部史学科卒のため、歴史ネタが多くなります。

主に小中学生に指導もしています。

東三河の方で、教室に興味のある方はこちらのお問い合わせフォームより、お問い合わせください。塾ではない形で指導を希望される方も、一度ご相談ください。あなたから新しい指導の形が見つかるかもしれません。

 

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