投稿者: w.sanbongi
高校からの進学と普通科と専門学科
高校からの進学と普通科と専門学科
高校卒業後の進路は、高校生になってから決めると考えている人も多いかともいます。
しかし選んだ高校によってその先の進路に影響することもあるので、できたら中学のうちに考えておきたいです。
ここでは高校から大学などに進学する場合について、書きたいと思います。
なお私自身の経験で書いているところも多いので、古い考え、情報だったらごめんなさい。
高校卒業後に進学を考えている人は、基本的には普通科を選びます。
年々進学率が高まっていることもあり、多くの普通科の高校は進学を前提にコースや授業を設定しています。
大学受験の仕方も現在では多種多様ですが、基本的には自分の行きたい大学などに学力で受かるように勉強していきます。
大学は国公立大学の方が受験で必要になる科目数が多くなります。
よって一概には言えませんが、偏差値の高い高校の方がそれに対応した教育課程になっています。
私立大学に必要な教科は基本3教科で、文理でしっかり分かれています。
受験だけで考えるなら、文系は理系科目を理系は文系科目を勉強する必要はありません(あくまで受験だけを考えた場合)。
中学生の段階で私立で行きたい大学があるなら、もしくは高校ではできるだけ自分の好きな教科を勉強したいなら、
それも見越して高校選びをしてもいいかと思います。
専門学科から進学する人も少なくありません。ただ普通科と違いほとんどが推薦で進学します。
よってその高校にある推薦枠で進学するので、行くことのできる大学は限定されます。
ホームページなどで、その高校から過去どんな大学に進学しているか調べておきましょう。
専門学科は授業の半分近くを専門科目の勉強にあてる上に、英語、数学なども普通科で使う教科書とは違う場合が多いです。
中学で習うことと余り大差のない教科書の場合もあります。
そのため、一般入試で普通科の人に混ざって学力で受験するには、かなりの努力が必要になります。
ただし、塾に通うなどして一般入試で専門学科から受験する人がいないわけではありません。
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持統天皇とはー中学生が覚えておきたい天皇・上皇4
2017年11月1日
社会, 覚えておきたい天皇・上皇
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w.sanbongi
持統天皇
じとうてんのう
645年~702年
天武天皇の皇后
教科書では、藤原京を造るなど律令制度を実施する準備を整えた人物として、紹介されています。
持統天皇は、天武天皇の皇后(こうごう、妻、奥さん)で、天智天皇(中大兄皇子)の娘です。
天武天皇は天智天皇の弟なので、おじとめいの夫婦になります。
当時は近親者で結婚することはよくあることで、天皇家ではむしろその血を守るために、必要なこととされていました。
ただ天智天皇は娘を4人も、天武天皇に嫁がせています。
そのことが、天武天皇と兄弟ではないという意見の一因にもなっています。
壬申の乱に勝利した天武天皇は大臣を置かず、妻であるのちの持統天皇と2人で政治を行いました。
天武天皇が亡くなった後は、2人の子供である草壁皇子(くさかべおうじ)が天皇に即位する予定でした。
ただ、まだ若かったため、天皇不在の時期がしばらく続きました。
そして、草壁皇子が先に亡くなってしまいます。
このため草壁皇子の子、つまり持統天皇の孫が成長するまでのつなぎとして自ら即位し、持統天皇になりました。
即位後は、天武天皇の理想を実現させていきました。藤原京(ふじわらきょう)もその一つです。
孫に天皇を譲った後も初の太上天皇(上皇)として、天皇と共に政治を行いました。
天武天皇が編集した飛鳥浄御原令に基づいて、庚寅年籍(こういんねんじゃく)という戸籍を作らせています。
大宝律令は孫の文武天皇(もんむてんのう)の時代に作られましたが、持統上皇もこれに関わっていたと言われています。
また、このころから「日本」の国号が、用いられるようになったと言われています。
百人一首の句「春過ぎて 夏来にけらし しろたへの 衣ほすてふ 天の香具山」でも有名です。
天皇で初めて火葬された人物でもあります。
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