銀行員に中学生がなるには
銀行員に中学生がなるには
都市銀行や地方銀行で
働く人を指します。
銀行員は基本的には大学卒を募集するので、高校は普通科に進みます。
銀行員になるために資格は特に必要ありませんが、持っていたほうがいい資格はいくつかあります。
代表的なものでは「簿記(ぼき)」や「TOEIC」など持っていると履歴書に書けます。
入社後、「ファイナンシャルプランナー」の資格などの取得をすすめられる場合もあります。
国際的な取引などをするような銀行だと、語学力も必要になるので、語学系の資格も持っているといいです。
銀行員は文系大学出身者のメジャーな就職先なので、文系コースに進みます。
ただし、仕事では数学の知識も必要とするので、文系でも数学をおろそかにはしたくないです。理系出身者もいます。
全国にあるような大手の銀行なら、有名大学を目指せるような高校選びをしておきたいです。
信用金庫など地元の銀行に就職したいなら、地元の有力な大学を目指すのがいいかと思います。
どの学部の出身者もいますが、直接仕事と関係のある学部というと、「経済学部」「経営学部」「商学部」です。
仕事の種類によっては、「国際学部」などで学んだことも活かせます。
銀行での仕事というと思い出されるのが、窓口業務かもしれません。多くが女性で一般職という転勤なしの仕事です。
男性の銀行員というと、各家庭をまわる営業の仕事が主になります。
ただ他にも会社にお金を貸す取引をする仕事や、ローンに関する仕事などたくさんの種類の仕事があります。
銀行に限ったことではないですが、目標(ノルマ)を設定されて、その目標に届くよう仕事をしていきます。
公務員並みに安定した職業として、銀行員は昔から人気があり、募集数も多い業界ですが、競争率も高いです。
ただ、今はインターネット上での銀行も登場しており、競争が激しくなっている業界でもあります。
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日本書紀(奈良時代)ー歴史で中学生が知っておきたい作品
2017年11月13日
社会, 歴史で知っておきたい作品
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w.sanbongi
日本書紀(奈良時代)ー歴史で中学生が知っておきたい作品
にほんしょき
奈良時代
舎人親王
教科書では、神話や伝承、記録などを基にした歴史書として『古事記』とともに紹介されています。
『日本書紀』は『古事記』とほぼ同時期に作られた歴史書で、それを命じたのも同じ天武天皇です。
編集の中心は天武天皇の第3皇子である舎人親王(とねりしんのう)です。
全30巻で、1,2巻は神話、他は時代の流れに沿って、代々の天皇が行ったことが書かれています。
内容は『古事記』と同じところも多いですが、『古事記」と『日本書紀』では始まりの神が違います。
終わりは『古事記』は推古天皇まででしたが、『日本書紀』は持統天皇までのことが書かれています。
『古事記』が天皇を神格化するために国内向けに書かれたのに対し、『日本書紀』は海外向け(中国向け)に書かれています。
そのため神話的な部分において『日本書紀』に載せる必要がないものは、カットされています。
『古事記』は伝統的なことを含む事実として存在する物語なので、「記」を使います。
『日本書紀』は歴史にそって事実を記録したものなので、「紀」を使います。
『古事記』と『日本書紀』を合わせて、『記紀』と表現することもあります。
最古の正史としての歴史書は『日本書紀』になり、天皇家で代々伝えられてきたものです。
そして『日本書紀』から『続日本紀』『日本後紀』『続日本後紀』『日本文徳天皇実録』『日本三代実録』の6つの正史を、
六国史(りっこくし)といい、全て中国の歴史書のように漢文・編年体(年代を追って出来事を記述する方法)になっています。
『古事記』ではほとんど触れられていない聖徳太子ですが、『日本書紀』にはたくさんの記述があります。
外国のことに関しては『古事記』は一切触れられていませんが、『日本書紀』には朝鮮半島の記述があります。
『日本書紀』は歴史書、『古事記』は物語なので、古事記の方が読むにはおすすめです。
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