愛知県公立高校入試 平成31年度対策②
愛知県公立高校入試 平成31年度対策②
※小さな塾の塾長の個人的見解です。参考程度にご覧ください。
国語
平均点が高く、差がつきにくい教科です。逆に言えば、国語で点数を落とすと痛いです。
早い段階で過去問を解いても、けっこう点数がとれます。
記述問題は出だしと終わりが決まっていて、おもに指定された2語をその中に入れて要約する問題が多いです。
1番少ないときで、40~50字、多いときで80~90字です。記述の練習というより要約の練習をしておきたいです。
数学
最も計画的に試験に取り組みたい教科です。
それほど難しい高校を目指しているのでなければ、前半の問題に集中するのも一つの手かと思います。
難関校を目指している人は前半の問題で差がつくことはないので、後半の問題の類似問題にたくさんあたっておきたいです。
社会
公民が難問が作りにくい教科なのか、シンプルな問題が多く解きやすいです。
地理がじっくり資料を読みこまないとできないので、社会を暗記で点数を取ってきた人にはやっかいです。
大前提として、都道府県の位置、名称などの一般常識的な知識も必要です。
直接県名などを問うような問題はありませんが、最終的に知っていないと答えられない問題があります。
理科
全ジャンルが出題されるので、人によっては得意なジャンル2~3つに絞って勉強してもいいかもしれません。
難関校を目指す人もどのジャンルが得意なのか、過去の学校のテスト結果などで自己分析しておきましょう。
そうすると計画的に受験勉強ができるかと思います(理科のジャンル分けはこちら)。
英語
簡単な問題がないので、早い段階で過去問を解くと、1.2点しか点数が取れずに焦ることがある教科です。
ただ問題パターン、さらには出題パターンも過去といっしょなところが多いです。
どの問題で点数が取れるか把握して、絶対点数が取れる問題を1つ1つ作っていくのがいいかと思います。
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太陰暦とはー歴史で中学生が太字ではないけど知っておきたい用語
2017年10月20日
歴史で太字ではないけど知っておきたい用語
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w.sanbongi
太陰暦
たいいんれき
古代文明
教科書では、エジプト文明で太陽暦が作られ、メソポタミア文明で太陰暦が考え出されたとあります。
太陽暦は太字ですが、太陰暦は太字ではありません。
太陽暦(たいようれき)が太陽の動きを基準にする暦なのに対し、太陰暦は月の動きを基準にする暦です。
人類が、取り入れた暦では、最も古いものと考えられています。
古代の占星術(せんせいじゅつ)から、生まれたと考えられています。
占星術とは、星の動きから国家や社会、個人の運命を予知しようとすることです。
太陽暦が1年365日なのに対し、太陰暦は約354日になり、約11日のずれが生じます。
太陰暦で33年たつと、約11日×33年で363日、つまり約1年、太陽暦とずれが生じます。
よって、太陰暦で33歳でも、太陽暦では32歳になります。
また、このずれがおこることから、太陰暦では季節と月(1月、2月・・・)が合いません。
よって太陰暦を使用している国でも、農業など季節に影響を受ける仕事は、別に太陽暦のようなものを使用していたようです。
現在、太陰暦はイスラム圏で使用されており、イスラム暦と太陰暦はほぼ同意と考えていいかと思います。
ただし、上記のような理由から、宗教行事以外は主に太陽暦を使っているようです。
日本では、昔は太陰暦を利用していました。
しかし、1年11日のずれを調整するため、約3年に1回(11日×3年)うるう月を入れて、1年13か月の年が存在しました。
この調整したものは太陰太陽暦(たいいんたいようれき)といわれ、今でいう旧暦のことです。
江戸初期まで使用されていました。
明治になるとヨーロッパで主流だった太陽暦に変更し、現在に至ります。このとき1日24時間、週7日制も採用されました。
※教科書とは、東京書籍発行の「新しい社会」を指します。
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