愛知県公立高校入試 数学出題パターン
※2019年9月更新
愛知県の公立入試の問題はワンパターンで、昔から大きくは変わっていません。
一昨年、1教科20点満点から22点満点になりました。今まではすべての問題が1点でした。
昨年からは、2点の問題がいくつか登場するようになりました。ただ問題内容自体に大きな変化があったわけではありません。
ここでは1教科ずつどのような出題のされ方をするのか、検証していきたいと思います。
数学
大問が3つです。22点満点になってからは大問1が9点 大問2が8点 大問3が5点です。
20点満点のときは大問1が7点 大問2が8点 大問3が5点の場合が多かったので、大問1が2点つまり2問分増えました。
その代わり大問2のグラフを書く問題などが2点配点になったため、大問2は問題数が減っています。
証明を記述するような問題はありません(穴埋め問題はあります)。1問、グラフを書く関数問題が出ます。
昨年の平均はH31Aが12.7点、H31Bが12.4点、一昨年の平均はH30Aが12.4点 H29Bが11.2点です。
それ以前の20点満点のときは平均12.0点ぐらいです。
大問1が主に計算問題で、ここが最も点数がとりやすいです。
2点問題ができたとはいえ、大問3の難解問題も大問1の計算問題も同じ1点です。
よって、特に数学が苦手な人はこの大問1をほぼ完璧にできるようにしたいです。
大問2は主に確率や資料の問題、関数の問題になります。
確率や資料の問題などの前半の問題は、比較的点数が取りやすいです。
関数は応用問題です。関数の基礎的な問題は大問1で、出題されます。
大問3は主に図形の問題です。応用問題が多く、基礎的な問題はあまり出題されていないです。
数学が苦手、というより得意な人でないと難しいところだと思います。
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愛知県公立高校入試 理科出題パターン
2017年9月26日
愛知県公立高校入試, 理科, 中学・高校
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w.sanbongi
※2019年9月更新
理科
理科は全ジャンルからまんべんなく出題されています(理科のジャンル分けはこちらを参照)。
大問1がジャンル問わずで2問、大問2が生物で4問、大問3が化学で4問、大問4が物理で4問、大問5が地学で4問です。
最後に、大問6がジャンル問わずで2問の計20問になります。
22点満点になった昨年も出題方法は変わらず、作図やグラフを書く問題の配点が2点になりました。
平均点は昨年H31Aが8.5点、H31Bが9.6点、H30Aが10.3点、H30Bが10.8点、20点満点時の平均は11.5点くらいです。
過去2年間では、最も平均点の低い教科です。
大問1と大問6は大問2~4で問われなかったテーマが出題されます。
すべての問題、実験や図などを読み込んだうえで解答する問題で、大問1、大問6がとくに簡単な問題というわけではありません。
いつもというわけではありませんが、Aの試験で出題されたテーマはBでは出題されない傾向にあります(先がAの年の場合)。
基本的には、記号問題が多いですが、割と長めの記述問題が1問、出題されることがあります。
作図やグラフを書く問題も必ず1問出題されており、22点満点になってからはABとも2問出題、昨年はABとも1問のみでした。
数字で答えなければいけない計算問題も出題され、多い時は3問出題されています。
語句を答える問題も1問出ることが多いですが、全く出題されない年もありました。
化学は化学式を答える問題もよく出題されます。
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