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中学生が知っておきたい「狂言」
中学生が知っておきたい「狂言」
きょうげん
狂言とは、能の合間に演じられた民衆の生活や感情を表現したものです。
よって能と狂言は共通点も多く、狂言も能の舞台を使います。能楽(のうがく)とは能と狂言の総称になります。
能と共にユネスコの「無形文化遺産」に登録されています。
能との違いは、基本的に狂言は能のような面を用いず、素顔で演じます。
ただし、一部「狂言面」という木彫りの面を使う場合もあります。
また、日常的なしぐさが多いので、能と比べると見る人にとっては親しみやすいかもしれません。
道具も能と比べると、大胆なデザインをしています。
狂言を演じる役者を狂言師(きょうげんし)と言い、大蔵流、鷺流(さぎりゅう)、和泉流(いずみりゅう)と流派があります。
江戸時代には幕府や各藩に庇護されています。
明治時代にその庇護を失い各流派一度断絶しますが、大蔵流と和泉流は後に再興します。
狂言師の野村萬斎(のむらまんさい)は、俳優としても活躍しています。
また、狂言にはお笑いの要素もあります。
ウッチャンナンチャンのナンチャンこと南原清隆が、コントと狂言を融合した「現代狂言」を行い話題になりました。
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南北朝時代とはー歴史で中学生が知っておきたい中国史
2017年10月7日
社会, 知っておきたい中国史
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w.sanbongi
南北朝時代
なんぼくちょうじだい
日本:古墳時代
晋(しん)滅亡後、中国の南を中心に司馬一族の司馬睿(しばえい)が晋を再建します。
よって、最初の晋を西晋(せいしん)、南にできた晋を東晋(とうしん)と言います。
北では、5つの民族、合計16個の国ができたり、滅んだりを繰り返しました。
これをまとめて五胡十六国(ごこじゅうろっこく)と言います。ただこのときのことは中学の教科書では触れられていません。
次の南北朝時代については、ほぼ時代の記述のみ教科書では登場しています。
ちなみに日本にも南北朝時代と言われる時代があるので、混乱しないようにしましょう。
南朝とは、東晋の次にできた宋(そう)・斉(さい)・梁(りょう)・陳(ちん)を指します。
三国時代の呉、東晋とこの4つの国はすべて建康(けんこう・建業)を首都とし、この6つを総称して六朝とも言われます。
ここで発展した文化は六朝文化(りくちょうぶんか)と呼ばれ、仏教が栄え、詩・書・画が発達します。
詩人では、帰去来辞(ききょらいのじ)で有名な陶淵明(とうえんめい)が知られています。
日本の平安文学に影響を与えた昭明太子(しょうめいたいし)が編者の『文選(もんぜん)』も有名です。
書家では、「書聖」と称せられた王義之(おうぎし)、「画家」は画聖と称せられた顧愷之(こがいし)がいます。
北朝とは、北魏・東魏・西魏・北斉・北周を指します。
北魏は鮮卑の一部族である拓跋氏(たくばつし)が建国した国で、6代皇帝の孝文帝が有名です。
北魏はその後、六鎮の乱で東魏と西魏に分裂、その後それぞれ北斉、北周に滅ぼされます。
そして北周が北斉を滅ぼし、中国の北を統一します。
教科書の地図には、宋と北魏のころのものが載っています。このころの日本は倭です。
北朝では楊堅が、北周を奪い取り隋を建国します。そして南朝の陳を滅ぼし中国全土を統一、南北朝時代は終焉を迎えます。
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