奈良時代-歴史で中学生が太字ではないけど知っておきたい用語


奈良時代

奈良時代ー歴史で中学生が太字ではないけど知っておきたい用語

 

※青字はクリックすると、別ページに詳しい説明があります。

※太字は教科書の太字の語句です。

 

 

神祇官  二官のひとつ。神祇祭祀を担当。古代に祭祀を重要視していたことがわかる。実際は太政官の方が上だった。

太政官  二官のひとつ。太政大臣・左大臣・右大臣・大納言で構成。後に中納言や参議が加わった。

八省   太政官の下の機構。中務省・式部省・治部省・民部省・兵部省・刑部省・大蔵省・宮内省からなる。

国司   国の民政・裁判を担当。中央政府より派遣される。守・介・掾(じょう)・目(さかん)の4等官に分かれる。

郡司   国司の下で郡の民政・裁判を担当。大領・少領・主政・主帳の4等官に分かれる。

大宰府  現在の福岡県に置かれていた大和政権の機関。9国3島を支配し、「遠の朝廷(とおのみかど)」と呼ばれた。

多賀城  現在の宮城県に置かれた東北経営の政庁。陸奥の国府と鎮守府が置かれ、蝦夷経営の根拠地となる。

五畿七道  五畿は大和・山城・摂津・河内・泉。七道は東海・東山・北陸・山陰・山陽・南海・西海を指す。

富本銭  天武天皇の時代の日本で最初の銅銭。ただし、流通していたかはわかっていない。

良民   律令では人民を2階級に分け、貴族、調・庸を負担する農民、品部・雑戸と呼ばれる技術者を良民とした。

賤民   律令では人民を2階級に分け、奴婢(奴隷)を賤民とした。五色の賤と呼ばれ、さらに5種類に分けられた。

防人   国の防衛上重要な位置にある、九州北部の防衛のために置かれた兵士。3年交代制で全国の兵士から選ばれる。 

     8世紀末には廃止され、九州の兵士が防衛の任についた。『万葉集』には93首の防人の歌がある。

雑徭   国司が農民に対し、年間60日以下を限度に地方で労役させる制度。公用の労役だけでなく、私用のものもあった。

     農民の重い負担となり、逃亡するものもあらわれた。

東大寺大仏  盧舎那大仏(るしゃな)。聖武天皇が発願した。現在のものは再建されたものだが、台座の一部は当時のもの。

校倉造  柱を用いず三角形の木材を井の字形に組み構成。東大寺正倉院のものが、最も古く、最大。

唐招提寺  唐の僧、鑑真が創建。金堂には、盧舎那仏、薬師如来、千手観音などが安置されている。

 

 

 

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プロフィール

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愛知県豊橋市三本木町の某個別指導塾・塾長です。

愛知県田原市生まれ、豊橋市育ち。

文学部史学科卒のため、歴史ネタが多くなります。

主に小中学生に指導もしています。

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